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大阪彫将棋駒芙蓉花押

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『大阪彫将棋駒芙蓉花押』はセカイモンでから出品され、45の入札を集めて11月13日 12時 13分に、9,690円で落札されました。即決価格は9,690円でした。決済方法はに対応。徳島県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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とても貴重な大阪彫の第一人者、初代【芙蓉】増田弥三郎の花押入りの駒です。増田弥三郎は明治、大正期に活躍した駒師で、西の増田、東の豊島と言われた名工で、長女は一次豊島龍山の妻となった増田信華です。駒箱の裏に大正貮年(1913年)壹月と書いてあることから、今から108年前の駒になります。駒箱の上に【雁金】と持ち主の名字が書いてあり調べた処、全国的に少ない名字でおもに関西にあるとの事で、江戸時代の陶芸家の尾形乾山、画家の尾形光琳の実家が京都の呉服屋で屋号が雁金屋との事。また、雁金家の先祖が大阪で両替商をしていたとの記録もあり、何かしら関係が有ったかもとの浪漫が有ります。駒の方ですが、材質は薩摩黄楊で書体は上彫になると思います。花押入りのこの書体は滅多に出て来ない貴重な駒だと思いますので大阪彫のコレクターの方や研究されている方、この機会にいかがでしょうか。余り歩は有りませんが共箱と写真の平箱をお付けします。

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